「まも肌 ベビー泡ソープ」は、「やさしく洗う」 を第一優先に処方しています。
本誌にも記載されておりますが、 性ホルモン分泌が始まる頃までは子供たちの肌には皮脂は大変少なく、通常でも乾燥しやすい肌状態であると言えます。

この少ない皮脂を洗い流すことは、逆に子供たちの肌にとって大きなダメージを与えることになると当社は考えています。

「まも肌 ベビー泡ソープ」は、皮脂を極端に落とすことなく、ホコリ汚れや汗などを適切に落とすように設計した処方となっていますので、本誌の試験結果については、正に当社の処方の 良い面を証明して頂けた試験であると考えております。一方、ベビー用の日焼け止めとして販売しています「まも肌 ベビーUVエアリークリーム」については、「まも肌 ベビー泡ソープ」 を用いてしっかりと洗い落とせることを確認しています。

肌にずっとは残しておきたくない日焼け止めは適切に落とし、肌に残しておきたい皮脂は残す、赤ちゃんや子供たちにとって理想のベビーソープであると考えています。

本誌の試験では、卵白を用いてタンパク質の変性を確認されていると思われます。
まず第一に、角質と卵白とではタンパク質そのものの性質が違うため、本試験の結果と同じ現象が肌上で起こるとはとても言えません。

次に、卵白の構成から考えますと、卵白は約90%が水分でタンパク質としては10%程になります。
「まも肌 ベビー泡ソープ」と同じような濁りを生じている商品として、変性アルコールが配合されている商品も含まれておりましたことから、この現象はタンパク質が変性して沈殿を生じているのではなく、タンパク質の溶解度を下げたことによる析出であると当社は判断致しました。通常ベビーソープに高濃度のアルコールが配合されているとは考えられないため、配合されていてもアルコールは少量であると予想出来ます。高濃度のアルコールはタンパク質を変性させますが、低濃度であれば変性せずアルコールが水分を奪うことによるタンパク質の単純な析出が生じます。

「まも肌 ベビー泡ソープ」にアルコールは配合しておりませんが、多量の保湿剤を配合しています。
保湿剤は水分を保持する力が強いことから、卵白内の水分を多量に保湿剤が保持し、水分を失ったタンパク質が単純に析出した現象であると考えられます。
こちらもTEST2の時と同様に、本誌の試験結果については、正に当社の処方の良い面を証明して頂けた試験であると考えております。