サブタイトル

お腹が冷えている子(2)

「身体の冷えは大敵です」というと、大人の、少し年齢が高い人のことを思い浮かべる人がおおいようです。

でもアトピー体質の子ども達と野外活動を通して交流を重ねていると、アトピー体質の子は体調を整えるのが普通よりちょっと大変なんだということが分かるようになりました。

この子たちこそ「身体の冷えは大敵」を意識しないといけないのではないかと思っています。

子ども達の体調のことで、お医者さんと話していて解決しないと言って相談活動で耳にした内容は、便秘、すぐ電池切れのおもちゃのように体力が尽きてしまう、しもやけができやすい、乗り物酔いが治らない、などなど、薬を飲んで治せるようなものではないし、病気とは認められそうにないけど本人はつらいことばかりでした。

私たちはお医者さんではないので治療の話はできません。でもアトピー体質の子ども達が扱いにくい自分の身体で苦労していることはよく知っています。

一般的には「免疫バランスを整えて」と言われ、「まずは腸内環境を良くしましょう」と言われ、サプリメントや体にいいとされる食品を勧められたりするのではないでしょうか。

ところで免疫バランスというのは、自律神経、ホルモン分泌などと共に身体の良い状態を維持する要となって相互に関連しあっています。

これはつまり、睡眠を十分とってホルモン分泌を促し、起床や食事や就寝のリズムを作り、身体を十分動かして代謝をよくする。

いい汗をかきいいウンチを出すということを丁寧に続けることに他なりません。

身体を暖めることをこころがけ、繊維質を多く含むリンゴやごぼう、おからの煮物、などの身近な食べ物やヨーグルトや麹などの発酵食品を生活に取り入れて便秘対策をするなど、お金がかからない小さな工夫を子どもの頃からコツコツ続けることができれば、生涯に渡って宝物となる身体の財産になるのではないでしょうか。