鼻パットがきっかけでした
3歳から眼鏡をかけているMさんは現在短大の1年生。
高校卒業までは親に選んでもらった眼鏡で過ごしていましたが、先月初めて自分で見つけた軽量でカラフルなものをいつもと違うお店で買いました。
1週間くらいしてから鼻パットの当たる部分が赤くこすれたようになり猛烈にかゆくなりました。
小さい頃使っていた眼鏡は重くて鼻の両脇に深い溝ができたこともありましたが、それとはどうも違う様子。
我慢して眼鏡を使い続けていると、右耳から目を通って左の耳まで赤い鉢巻をしたように帯状に赤くなりかゆみが止まらなくなりました。
病院に行くととりあえず眼鏡の使用をいったんやめて、顔には免疫抑制作用のある軟膏を処方されました。
1カ月たって症状が改善したので、もう一度新しい眼鏡をかけて数時間過ごしてみましたが、直接眼鏡が触れる鼻のあたりに強いかゆみが出たので、やはり眼鏡の鼻パットが原因だったのだと確信しました。
チタン製の鼻パットに付け替えることで取り急ぎの対策はできましたが、数カ月たつうちに耳や顔の輪郭部分にかゆみが出ました。
鼻パットも耳にかけるツルの部分も同じ成分のものが使われているのだろうと考え、新素材の眼鏡の使用を断念しました。